瞬間40位(レート1893) GO!ザマゼンタ!

masamoこと、masaryと申します。普段は社畜のごとく一日の8割を仕事に費やしているただの社畜です。今回はS19とS20で使用した構築を紹介します。

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S19では瞬間40位(レート1893)に到達したものの、レート1900チャレで立て続けに敗北を喫し、その後は転落しました。S20では苦しい戦いが続き、最高で1820くらいまででしたが常々の目標のレート1800は達成しましたので「供養」としてここに記し残します。

 

見出しの通り、ザマゼンタを軸としたパーティです。

 

この構築で目指していく立ち回りは次の通りです。

 

○ザマゼンタの「ボディプレス」の通りをよくみて後発のパオジアンやタケルライコ、ゴリランダーでスイープしていける圏内まで削る

◯そのために相手の潜在的な霊テラやゴーストタイプになるべく強い技を仕込む→パオジアンの「かみくだく

◯そのためパオジアンは温存し、後発に置いて

タスキ温存にて最後に鮮やかにスイープする🧹(理想はザマゼンタ、パオジアン初手)

 

 

ザマゼンタと攻撃相性が良くボディプレスの火力をさらに上げてくれるパオジアン、ザマゼンタの体力管理を担うゴリランダー、スカーフと追い風で素早さ3倍にして守る貫通やっほいの水ウーラオススピード管理を担うトルネロス、最後の枠にここまでで物理偏重になっているのでレギュFでも愛用していた信頼度の高いタケルライコ

を採用。パーティ完成。

 

このパーティはタケルライコの枠において色々組み替えを行なっていました。黒馬の通りが良すぎるからです。パオジアンは悪タイプとはいえ受けポケモンではありません。抵抗する枠としてブラッキーやテツノコウベを入れたりしていました。しかし悪タイプとはいえサポーター的ポジションでありその他の禁伝になかなか強く出れなかったりそもそも黒馬の側近の様に存在するウーラオスに弱かったりと迷っていました。

強い攻めができ、ウーラオスに強く、ミライドンの電気技を4分の1にし、基本タイプの水電草炎を全て半減にできるドラゴンタイプ、エレキフィールドの恩恵も受け、返しの電気技で大ダメージを期待できる、C137からの専用技の先制迅雷、耐久もある、etc, 色んな要素においてタケルライコがとても魅力に感じ、採用。ライコを入れてから勝率8割ほどで練度も高まりどのパーティが来ても対応できると思っていました。しかしそんな世の中甘くなく、19チャレを怒涛の2連運負け+よく見る強者に3回も当たり3回負け(この時は泣きっ面に蜂状態でした。)そこから転落してしまいました。しかしながら終盤に2桁のみならず40位まで這い上がれたのは嬉しかったです。ここまでがんばってきたゼンタ君とお供に感謝です。

 

ザマゼンタ(たてのおう) (ゴーストテラス)

 

H92 B252 S164 (わんぱく)

技構成:(鉄壁、ボディプレス、ワイドガード、ヘビーボンバー)

本構築のエース。ふくつのたてB↑からの鉄壁で一気にコットンガード状態になれば物理相手にはほぼ負けません。その状態からのボディプレスはとんでもないもので数多の敵を倒してきました。

ヘビーボンバーも偉く、大概のポケモンに威力120を出せるので横にパオジアン

を添えればなかなかの火力になります。ワイドガードは読まれることが多く難しい技です。特に黒馬が出た際は打たざるを得ない、だけどそこを読んでメガネサイキネがとんできたり悪巧みされたり想定外のダメージを受けるのが痛かったりするので空気みたいな雰囲気になるのが辛いところな技枠。ただSも早いので同じ優先度+3猫騙し勝負にはほぼ勝てるので猫しおふきや猫アスビなどを一旦は防げるしなにかと範囲技を打たれることも多いし横が動いてなんとかできたりするしで、なくてはならない技でした。ゴーストテラスの良い点は主にガエンの猫を封じて返しのボディプレスで瞬殺できる所、ノーマル、格闘技無効(心眼ガチグマ以外)、特に良いのはミラーにとても強くなれる所です。ザマゼンタミラーではまず負けなかったです。ただ、ただ、ただ致命的な点は黒馬がすごくキツイです。

 

パオジアン(ゴーストテラス)

ASぶっぱ(いじっぱり)

持ち物:きあいのタスキ

技構成:(つららおとし、守る、ふいうち、かみくだく

ザマゼンタの苦手なタイプに強い神ポケです。上述した通りなるべくザマゼンタより後発に出して相手をスイープしていきます。ゴリラパオと出すこともしばしば。

前半はガオガエンの「ゴーストテラス+威嚇」が嫌だったので「うっぷんばらし」を入れていました。(★ザマゼンタと初手に出た時)ただ読むのが非常に難しく決まった試合は数試合で火力もやや低めでしたのでB↓も見込める「かみくだく」を採用しました。聖なる剣も考えましたが後述するウーラオス、ザマゼンタのボディプレスの存在から格闘打点が多いのと悪技がこの構築に皆無なので切りました。

 

ゴリランダー (炎テラス)

HADベース (いじっぱり)

持ち物:突撃チョッキ

技構成:猫だまし、グラススライダー、ウッドハンマー、とんぼがえり

ミライドンイエッサンにほぼ出します。それ以外でもよく出ます。ねこだましによるゼンタの保護と猫てっぺきのサポート、或いはパオジアンと出ると気持ちの良い火力を出せたりとんぼがえりで逃げたり本当に器用なポケモンで使いやすかったしめちゃくちゃ強いです。

 

タケルライコ (電気テラス)

 HCベース (ひかえめ)

持ち物:ブーストエナジー

技構成:じんらい、10万ボルト、守る、りゅうのはどう

本構築に強い特殊アタッカーがおらず、タイプ、耐久も申し分なくすっと入ってきたタケルライコ。迅雷がやはりとても強く、ある程度削った相手に迅雷圏内に入れる時の安心感たるや否や。りゅうのはどうも圧をかけやすく、ブーエナ発動C↑C137から放たれるタイプ一致技は脅威的です。晴れ構築にもよく出します。

 

トルネロス (ノーマルテラス)

 HBベース (ずぶとい)

持ち物:おんみつマント

技構成:こがらしあらし、追い風、ちょうはつ、あまごい

素早さサポート+あまごいで晴れパの邪魔をします。ちょうはつは相手のザマゼンタや瞑想テラパゴス、瞑想禁伝類、モロバレル(メンタルハーブやめて苦笑)に打ちます。こがらしあらしは強気に。初手にザマゼンタとよく出すのですがその際、ガオガエンが初手に来ることが多く、さらに霊テラを切られる事が多い事から初手に挑発を打って「霊テラ鬼火」を防いだり、水ウーラと出て暴れまわったり、ザマゼンタと出ておいかぜサポートしたり、選出率はかなり高かったです。ノーマルテラスは黒バドレックス意識ですがそんなに強くないように思うので「はがね」が良いと思います。弱いところはサイコフィールドと悪タイプにいたずらごころを発動できないところでしょうか。

 

ウーラオス(れんげき)(ゴーストテラス)

 

ASぶっぱ (いじっぱり)

持ち物:こだわりスカーフ

技構成:水流連打、とんぼがえり、インファイトアクアジェット

最強のポケモン。言うことないくらい強い。スカーフ+おいかぜにより素早さ3倍状態からの水流連打で無理やり削ります。(そんなうまくいきませんが・・)どんな構築にもほぼかならず入っていてすごすぎる。(語彙)ここまでで3体目のゴーストテラスです笑(どんだけ猫騙し嫌なん)

 

選出例

黒馬不在+猫騙し要員がいる→


先発: ザマゼンタ(ゴテラ)トルネロス(隠密)
後発: パオジアン タケルライコetc
ガオガエンやゴリランダー等の猫騙し要員がいる場合、先発でザマゼンタが霊テラを切り、返しのボディプレスor鉄壁を積んでアドバンテージを取っていきます。トルネロスも隠密マントを着てるのでドヤ顔追い風or変化技封じの挑発又は一旦木枯らし嵐などでザマゼンタをサポートする立ち回りを取っていきます。

 テラパゴスのパーティにいるガオガエンがいればテラスを切るとするならガエンが霊テラになる可能性が高く、その場合、パオジアンの「かみくだく」が刺さるのでウキウキしながら相手の様子を伺います。その場合テラパゴスが強化されないので後発のウーラオス、パオジアン等で果敢に攻めることができます。

 

対晴れ軸(コライドン、グラードン

先発:ザマゼンタ、トルネロス

後発:パオジアン、タケルライコ

 

これも上記と同じ選出になりますが、もし初手にグラードンが来て晴れ状態にしてきた場合には刺さります。あまごいで妨害し、ザマゼンタは鉄壁を積む余裕ができます。グラードンの断崖の劔にも気をつけながらワイドガードも視野に入れて味方を守っていきます。晴れ軸の禁伝は99%物理なので鉄壁を詰めれば無双状態に。相手がグラードンを後発に置いている場合は慎重に立ち回る必要があります。なんとか雨で古代活性を弱体化したいところです。

 

終わりに

レート1900に乗せたかったですが無念の連続負けを喫し、夢破られたり、でした。いつもはレート1800に乗ったら打ち止めしていましたがさらに上を目指したい気持ちが強くこの結果につながりました。プライベート、仕事の忙しさもありますがここまで連れてきてくれたこのパーティに感謝を捧げ、執筆を終わります。ありがとうございました。